黒龍 酒蔵
平成17年3月、お客様の「吉珍」のマスターと福井へ。
八戸駅から、新幹線にて東京、米原経由の長旅へ。
「何故飛行機ではなく新幹線?。」確かに、飛行機を使えば時間短縮は確実。なのだが、三沢からは直接小松まで飛んでいない。
しかも、三沢から羽田への便数が少ない上に羽田で3時間ほどの待ち時間が・・・・。
どっちが早く着く?。そう新幹線なのです。と言うわけで・・・。
八戸を出て福井までなんと7時間チョット。
営業の藪下さんが、福井駅まで迎えに来てくれました。
数日前に雪が降ったらしく道路わきには雪が。福井駅から20分ほど。
写真では何度も見て知っていたのだが、実物の黒龍酒造の玄関は歴史を感じ、堂々とした風情があった。
その時に撮った玄関全体の写真を、自分のミスで削除してしまい悔やまれる。
玄関の上に吊るされている杉玉(酒林)を撮っていたのがせめてもの救い。
綺麗に整頓され、掃除が行届いている黒龍酒造の酒母室。
奥には、松尾様が。
酒母室奥の、松尾様。
向かって右側が、創業当時(約200年前)からの物だそうで、真っ黒だったが、やはり歴史を物語っている。
龍翔蔵の仕込みタンク。
元気に醗酵しているのが分かる。
龍翔蔵の内部。
床板を外すと、先ほどのタンクが見える仕掛け。
古いながらも、綺麗に整理整頓、掃除されているのが写真でもよく分かる。
1948年の福井地震で柱が少々傾いているのだが、建築構造上貴重な工法らしく、壊して立て直す話も有ったらしいが其のまま補修し現在に至るらしい。
奥に見えるのが、カイ棒。
すなわち、タンクのモロミをかき混ぜる為の物。
モロミ別にカイ棒も変えるのだそうだ。
その辺の気配りは、流石黒龍。
上から見た、槽(ふね)。
そう、仕込み醗酵が終わったモロミを搾る為の機械。
殆どのお酒がこの機械で搾られる。
残念ながら、この日は搾られているお酒が無かったのが残念だった。
本社の玄関内部。
お酒や、備品も売っています。
黒龍酒造の看板。
欲しい・・。
ここからは、平成18年4月。「黒龍酒造 酒造りの里」完成披露会の時の写真。
と、言うわけで、またまた新幹線と在来特急を乗り継ぎ7時間半。
東北新幹線「はやて」で3時間。東京駅で30分ほど待ち合わせの後、東海道新幹線「ひかり」で米原、米原から在来特急で福井まででした。
北陸道脇に立ち、広大な敷地に立てられた貯蔵、瓶詰めの新工場。
看板のアップ写真。
おそらく高速上からでも分かるであろう大きいもの。
黒龍酒造、畑山杜氏。
若いが、実力は折り紙付き。
残念ながら、内部の大部分は写真NGとの事。
見学させていただいたが、最新の設備。
スゴイの一言。
唯一、作業していて写真OKだったのがこの部分。
この日は、大吟醸「龍」のラベル張り。
一本一本、心を込めて手作業。
ラベル張りの作業をしている部屋にも松尾様の神棚が。
奥の、黄色いポールのところから出来上がったお酒をタンクローリーで搬入するらしい。
黒龍酒造提供のタンクローリーの写真。
龍翔蔵からは車で5分ぐらいとの事。
本社の玄関の写真。
前年お邪魔した時にも撮影していたのだが、削除してしまった為、1年越しの・・・。
花山の大澤社長、酒門の会会長の朝日屋酒店小澤社長、正雪蔵元の望月社長。
黒龍酒造本社前にて。
黒龍酒造提供の、試験田の写真。